Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

日経エレクトロニクス誌がソフトエラーの最新動向を詳報

日経エレクトロニクス7月4日号の解説「ソフト・エラー対策,待ったなし SRAMや論理回路が俎上に」が秀逸である。1978年に見つかったアルファ線ソフトエラーはもう昔のこと。中性子線によるソフトエラーが最近の問題である。1980年代はソフトエラーといえばDRAMだったが,現在はSRAM,それから論理LSI(特にPLD)で大きな問題になっていることが分かる。堀切記者がものすごくがんばってくれたことが伺えます。余計なことかもしれませんが,感謝,感謝です。


同じ号に技術的にさらに詳しい解説「知っておきたいソフト・エラーの実態」も掲載されている。こちらは富士通研究所の方による寄稿である。ソフトエラーの発生メカニズムや対策手法の考え方などはこちらの寄稿が詳しい。こちらも素晴らしい。定期購読していない方は,一部売りを購入することをお薦めする。保存版である。


それはそうと,ちょっと驚いたブログがありました。れっきとした技術誌のベテラン編集者が「パソコンがフリーズする原因がメモリーのソフトエラー」と書くとは。恥ずかしさでいっぱいです。MS-DOSに起因するメモリーリソースの問題(メモリーリーク)とか知らないんでしょうか。ほかにもプロセッサのバグ,OSのバグ,チップセットのバグ,アプリケーションのバグと相性,EMIなど,現実にはいろいろあるんですけど。
(追記:トラックバックしたんだけどその後,抹消されました。でもこちらの方のブログからのトラックバックは消されておりません。この扱いの違い(笑)。嫌われていますね〜自分,まあ無理ないか(苦笑))