Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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記帳を一気にかたす

青色申告のための記帳をずっとさぼっていたので,一気に片付ける。
調べたら4月末あたりから放置プレイだった。領収書みても「何買ったんだっけ?」状態。
しかも途中でどういうわけか青色申告ソフトの設定が現金から前払金に変わってた。20件ほどを仕訳しなおし。こういうのがあると,どっと疲れる。


そんなこんなでX時間かけて6月末まで完了。青色申告ソフトは便利で,損益決算書と貸借対照表が一発で出てくる。ここ半年を総括すると,


総評:うーむ。はっきし言って対前年比の所得は激減だな,こりゃ。
各月:5月の売り上げが対前月で減っているは予想どおり(海外出張のため)として,6月の売り上げが5月よりもさらに減っているのはちょっと意外。理由はすぐ判明したのだが。
結論:「忙しさ(仕事時間)と収入は比例関係にあらず。ときによっては反比例(泣)」

日経エレクトロニクス誌がソフトエラーの最新動向を詳報

日経エレクトロニクス7月4日号の解説「ソフト・エラー対策,待ったなし SRAMや論理回路が俎上に」が秀逸である。1978年に見つかったアルファ線ソフトエラーはもう昔のこと。中性子線によるソフトエラーが最近の問題である。1980年代はソフトエラーといえばDRAMだったが,現在はSRAM,それから論理LSI(特にPLD)で大きな問題になっていることが分かる。堀切記者がものすごくがんばってくれたことが伺えます。余計なことかもしれませんが,感謝,感謝です。


同じ号に技術的にさらに詳しい解説「知っておきたいソフト・エラーの実態」も掲載されている。こちらは富士通研究所の方による寄稿である。ソフトエラーの発生メカニズムや対策手法の考え方などはこちらの寄稿が詳しい。こちらも素晴らしい。定期購読していない方は,一部売りを購入することをお薦めする。保存版である。


それはそうと,ちょっと驚いたブログがありました。れっきとした技術誌のベテラン編集者が「パソコンがフリーズする原因がメモリーのソフトエラー」と書くとは。恥ずかしさでいっぱいです。MS-DOSに起因するメモリーリソースの問題(メモリーリーク)とか知らないんでしょうか。ほかにもプロセッサのバグ,OSのバグ,チップセットのバグ,アプリケーションのバグと相性,EMIなど,現実にはいろいろあるんですけど。
(追記:トラックバックしたんだけどその後,抹消されました。でもこちらの方のブログからのトラックバックは消されておりません。この扱いの違い(笑)。嫌われていますね〜自分,まあ無理ないか(苦笑))