Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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コラム「デバイス通信」を更新。「実験室の機能を数cmサイズに集積したマイクロ流体デバイス」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。

シリーズ「2022年度版 実装技術ロードマップ」の第10回です。実装技術ロードマップ(書籍)の第2章「注目される市場と電子機器群」から、第3節「ヒューマンサイエンス」の第2項「メディカル」を紹介しています。その2番目の項目「マイクロ流体デバイス」の概要を報告しております。


eetimes.itmedia.co.jp



2019年度版では連載回数が膨大になってしまった反省から、2022年度版ではところどころを端折っています。
どうかご容赦くださいませ。


コラム「ストレージ通信」を続けて更新。「HDD大手Western Digitalの業績、減収が続き、営業損益が3年ぶりに赤字に転落」

EETImes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を続けて更新しました。

HDD大手2社が四半期業績を発表したので、その概要を説明しております。
今回はWestern Digital(WD)です。

eetimes.itmedia.co.jp


WDも業績が急激に悪化しています。営業損益はGAAP、non-GAAPとも赤字となりました。
最近の稼ぎ頭だった大容量品(ニアラインHDD)が売れず、むしろ既存のクライアント向けが健闘しております。


詳しくは記事をお読みくださいませ。

コラム「ストレージ通信」を久々に更新。「HDD大手Seagateの四半期業績、営業損益が13年ぶりに赤字に転落」

EETImes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を久々に更新しました。

HDD大手2社が四半期業績を発表したので、その概要を説明しております。
今回はSeagate Technologyです。

eetimes.itmedia.co.jp


HDDの在庫が急激に膨れ上がるとともに需要が縮小し、売り上げが急減しています。
ついに13年ぶりの営業赤字となってしまいました。
前回の営業赤字は2009年4月~6月期(その前の四半期も赤字)で、リーマンショックの影響によるものです。

今回はクラウド・データセンサー向けが特に厳しく、大容量HDD(ニアラインHDD)の販売が落ち込みました。

詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。

コラム「セミコン業界最前線」を更新。「2022年の半導体市場、不況の中Qualcomm、Broadcom、AMDが大きく躍進」

PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。
半導体産業では著名な市場調査会社ガートナー(Gartner)が2022年の世界半導体市場の実績速報と併せ、半導体メーカーの売上高ランキング(上位10社)を発表しました。
別の市場調査会社Omdiaが不定期に発表している四半期ごとの半導体売上高ランキング(上位10社)とともに、2022年の大手半導体メーカーの動向を解説しています。

pc.watch.impress.co.jp


まとめると、半導体メモリ大手の売上高はSamsungが2桁減のところ、SK hynixとMicronは1桁減で踏ん張る。
Intelが20%近いマイナス成長でいささか心配。
上位5社中4社がマイナス成長。
上位10社合計では0.3%成長。11位以下の半導体メーカーは2.1%成長で中堅以下が健闘。
上位10社ではQualcommが28.3%成長、Broadcomが26.7%成長、AMDが42.9%成長と大きく伸ばしてランクアップ。
Appleが初めて上位10社入り。

だいたいこんなところです。
本文の最終パートはおまけといいますか、市場調査会社のTechInsightsがほかの調査会社を買収しまくっているという、あまりにも細かい話題です。個人的にはIC Insightsが店じまいしたのが痛い。

詳しくは記事をお読みいただけると筆者が喜びます。