EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を続けて更新しました。
HDD大手2社、すなわちSeagateとWDの四半期業績が公表されたので、まとめ記事を上梓しております。
前回はSeagate編でした。今回はWD編です。
売り上げではフラッシュメモリ関連事業が回復しつつあるものの、値下がりが続いているために赤字操業となっております(泣)。
一方、利益は出るものの売り上げが減っているのがHDD事業です。
そしてつい最近、WDは分社を決めました。HDD事業がWDとして残ります。
WDがメモリ事業を分離へ、2024年下半期を予定:「戦略的見直しを完了」 - EE Times Japan
フラッシュメモリ事業を分離してHDD専業に戻る、というと、事業収支のアップダウンが激しすぎるメモリ事業を分離、というとかつてDRAM事業を大手が分離してきた道(古道)を思い出します。
個人的にはかつてのSanDisk買収には反対だったので、なおさらに残念な気持ちです。