Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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VLSI現地レポート第6号「ソニー、高精細4K映像をその場で8倍速スーパースロー再生可能なCMOSイメージセンサーを開発」


米国ハワイで開催された半導体技術の国際会議「VLSIシンポジウム」から、現地レポートの第6号をPCWatch誌に掲載していただきました。


ソニー、4K動画の8倍速スーパースローに対応したイメージセンサーを発表」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1007641.html


高精細4K動画を8倍速(480フレーム/秒)で撮影するという超高速CMOSイメージセンサーです。高精細4K動画を撮影するテレビ放送用カメラに向けてソニーが開発したセンサーで、同社の4K動画撮影用カメラ「HDC-4800」に搭載されたと見られております。ちなみにカメラではセンサーを3枚使って赤色、緑色、青色の撮像に割り当てる単板式の構成になっていると思われます。


技術概要の発表講演では4K映像のスーパースロー再生を実演していました。とてもきれいで感動ものです。4K映像のクオリティは本当に凄い。放送は4K対応にはならなくても、素材は4K映像で蓄積していく未来が見えます。