米国ハワイで開催された半導体技術の国際会議「VLSIシンポジウム」から、現地レポートの第4号をPCWatch誌に掲載していただきました。
「Intel、半永久的に自律駆動する無線通信機能付きセンサー端末と超低消費電力x86マイコン」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/1006418.html
無線センサー端末は外部電源が不要で、半永久的に自律駆動する分散ノードです。実現のカギである超低消費電力マイコンをx86アーキテクチャの32bit CPUをベースに開発したというのが、発表の主な内容です。
マイコンの電源電圧をトランジスタのしきい電圧付近まで下げて消費電流を低減する、ニアスレッショルド電圧(NTV)駆動を全面的に採用しています。ただしNTV技術についてはほとんど説明していません。発表した学会が「VLSI回路シンポジウム」だということもあってか、講演の内容は回路技術が主体でした。