PCWatch誌に掲載中のFMS2015レポートを追加していただきました。SSDのオーバークロックに関する検討結果です。
「オーバークロックでSSDの性能を高める〜SanDiskらがFMSで性能向上の手法を講演 」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20150821_717179.html
この研究はかなり興味深いです。「そうきたか」です。
メモリコントローラがECCを装備していることに目を付け、なおかつECC回路の能力に余裕があることを見越して、オーバークロックをかけるというアイデアです。
オーバークロックで読み出し不良や転送不良が少しくらい増えても、ECCの能力に余裕があるので、結果として不良率を低く押さえ込めるという考え方で成立しています。こんな手法があったのか、なのです。
お手すきのときにでも、記事を眺めていただければ嬉しいです。