Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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コラム「セミコン業界最前線」を久々に更新「東芝の不適切会計問題」を解説

PCWatch誌で不定期連載しておりますコラム「セミコン業界最前線」を久々に更新しました。東芝の「不適切会計処理」の問題を解説しております。


東芝の「不適切会計」問題(経緯編)」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/20150727_713493.html
だいたい以下のような内容です。

不適切な会計処理の疑いが発覚してから、現在までの経緯をなるべく丁寧に説明しています。
初めはインフラ工事だけだった問題が、全社の主要事業へと拡大していく様子を追っています。
そして末尾で、2年ほど前に発覚した東芝孫会社の不適切会計問題を紹介しています。


個人的な考えですが、会計処理の問題(不正会計)が発覚するまでには、かなりの時間(年単位の期間)がかかることが少なくありません。言い換えると、3年くらいは比較的に簡単に隠し通せるということです。過大な売上や過少な原価などの処理によってどんどん辻褄が合わなくなって周囲が気づく、あるいは内部告発で外部機関が動く、といった事態になるころには、会計の内容は相当にひどいことになっていることが少なくありません。


今回の記事は、できましたらじっくりと読んでほしいです。お願いします。


【追記】PCWatchの週間アクセスランキングで10位に入りました!!
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/accessranking/20150803_714676.html
ありがとうございます! これも皆様のおかげです!