Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

MMM/Intermag 2013レポートそのに

MMM/Intermag 2013現地レポートの第2報をPCWatch様に掲載していただきました。


マイクロ波で超高密度記録を狙う次世代HDD技術」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20130118_582232.html


HDDの現行技術である垂直磁気記録の限界超えを狙う、マイクロ波アシスト磁気記録の発表に関するレポートです。ちょっと技術の深みに突っ込んでいるので、どこまで説明すべきか悩みました。結局はいけるとこまでコアにどっぷりいってしまってます(滝汗。


電気の世界と磁気の世界はかなり違います。でも世の中はたぶん、電気のことはある程度は分かっている人が多く、磁気のことが分かっている人が少ない。かくいう自分も、ハード・ディスクと磁気メモリで、磁気を勉強するようになったクチです。


電気は電荷(電子とか正孔とか)という単一の粒子から説明が始まります。単極(モノポール)なんですね。ところが磁気は双極子(ダイポール)が最小単位で、S極とN極のペアから説明が始まります。S極が単独で存在することはあり得ません。そうすると何がおこるか。電気では「発散」が普通に起こるけど、磁気では「収束」が普通で、「発散」はまず起きないんです。磁束を図に描くと、曲線が必ずループになる。閉じている。この辺りですでに十分、電気と磁気は違っています。


ほかにもいろいろ違っているんですが。とりあえず今回はこのへんで。


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追記:北海道の人には怒られそうですが、関東人の自分にとって冬のシカゴは本当に寒いです。風が痛いです。外に出るときは重装備必須で、外に出るのが億劫になります。でも寒さを除けば、とても良いところです。好印象です。