Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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日本の2010年代(そのに)、まずは2050年へ一気に飛んでみる

日本の2010年代(そのいち)エントリーはこちらです。結構なグダグダぶりをあらかじめお詫びします。
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「実際の変化とは、非連続的なものであり、断絶しているものである」とそのいちで書きました。
ただし、連続的に変化するものもあります。その最も強力な数字が「人口」です。
そこで長期的に物事を考えるとき、自分は常に「人口の推移」を基本にしています。


2010年代の日本を考えるときには、いったん、2050年までの連続的な変化をみておき、現在(そして過去)に向かって戻ってみるというのが分かりやすいと思っています。その最もよい例が人口です。ここでは総務省統計局のホームページ「世界の統計」(http://www.stat.go.jp/data/sekai/02.htm)から数字をお借りしました。


2050年としたのは、「世界の統計」がたまたま2050年までの人口予測をしていることと、自分の年齢を考えると2050年まで生存しているかどうかが結構危ぶまれることが理由です。死んだ後のことは、まあ、どうでも良いかと(←オイ


それで2050年の地球なんですが。
2050年の地球人口(世界人口)は、91億9100万人になると予測されています。90億強とは、凄まじい数です。2008年の地球人口が67億5000万人と推定されておりますので、40年で24億人も増えることになります。ちなみに2020年の地球人口は76億6700万人と予測されています。


そして2050年の日本の人口は、9515万人になると予測されています。すぐお分かりかと思いますが、日本の人口は減っていきます。日本の人口は2007年に1億2777万人でピークに達し、その後は減少が続くんです。ちなみに2020年の日本の人口は1億2273万人と予測されています。2007年とあまり変わりません。


このことから「2010年代に日本の人口はほぼ横ばいでいく。一方で世界の人口は8億人くらい増える」と結論付けることができます。なお、実際に日本の人口がどんどん減っていくのは2040年代で、年率1%近い凄まじさです。


次に日本の人口の年齢別構成比率がどうなっていくのかを見ていきましょう。(続く)