Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

推薦! 小泉竹中コンビの無責任ぶりを徹底追求した良書「亡国から再生へ」


亡国から再生へ A Nation Without Ethics (光文社ペーパーバックス)

亡国から再生へ A Nation Without Ethics (光文社ペーパーバックス)


自分が大変尊敬している作家、高杉良氏が月刊誌「現代」などに寄稿した内容をまとめ、加筆修正した本です。
小泉竹中コンビの無責任振りを繰り返し追求してきた高杉氏の凄さに改めて感じ入りました。
「現代」に寄稿した文章のタイトルは例えばこのようなものです。


「現代」2002年2月号:「竹中大臣を即刻クビにしろ」
「現代」2003年11月号:「竹中平蔵留任は亡国の選択である」
「現代」2006年2月号:「小泉・竹中「亡国コンビ」への退場勧告」


「現代」を購読していなかった自分にとっては大変参考になりました。


そして高杉氏が批判している対象のもう一つが、大手メディアの腐敗ぶりです。

144ページから引用:「個々のメディアの点検から入り、最後は『朝日新聞』と『日経新聞』の2つが最悪という結論に達した」


小説「乱気流」を巡って高杉氏と講談社は2004年9月に日経新聞に訴えられました(2007年4月11日地裁判決にて賠償命令判決、ただし高杉氏と講談社の主張はほぼ認められた)。そして「乱気流」が週刊現代に連載された当時から、日経新聞には週刊現代の広告が載らなくなりました。


そして2006年に日経は株式のインサイダー取引(独占的地位を有する法定公告情報を利用したものが主体)で合計6名もの逮捕者を社員から出します。遡れば1988年にはリクルート事件が起きて当時の森田社長がリクルートコスモス株を譲り受けたことで辞任しています。


個人の腐敗なのか、組織の腐敗なのか。個人の腐敗はごく普通の現象ですが、組織の腐敗は個人の腐敗を糾せないところから進行します。日経の行方が心配です。