- 作者: 犬童千絵
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2014/03/15
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (4件) を見る
コミックス「青とグランドワーカー」は、綿密な取材によって作られた作品だそうです。そのせいか、登場する土木機械は迫力があります。問題なのは「何がテーマ」なのかが分からないこと。解体技術のいろいろを紹介するのでもない、主人公とヒロインが重機フェチでいろいろと雑学を説教するような展開でもない、解体業者の裏表が分かるといった話でもない、毎回凄い重機が出てきて見せ場を作るといった話でもない。全体的には中途半端な印象を受けます。1巻完結なのですが、後半で読み進めるのがつらくなりました。
シビルエンジニアリングをテーマにしたことは、とても良いと思う。
でもそれが物語に仕上げる段階でいろいろと突き詰められていないように感じます。
ちょびっと残念な作品でした。
人気blogランキングへ←押していただけると筆者のやる気がアップします