Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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EETimes Japan電子版を眺めてみました

エレクトロニクス専門誌「EETimes Japan」が電子版オンリーになって2カ月。
ようやく登録が済んで電子版が読めるようになりました。

http://digital.eetimes.jp/v2/digitalviewer/?eetimes2010feb#cover

上記URLを入力すると自動的に閲覧ソフトを読み込み、独自形式のウインドウがインターネットブラウザー内に開きます。
ダウンロードにはおおむね10秒くらいかかっています(100Mbps回線です。回線状況による差がありますので一般的な値とはいえません)。
最初のページは表紙です。両端にページめくり記号があるので、すぐに操作できます。
本?の外寸は横長で、これまでの雑誌とは違い、PCモニターでの閲覧を意識した縦横比率になっています。


左上には目次やしおり、検索、印刷、バックナンバーなどのメニューがあります。右下にはPDFダウンロードと印刷のメニューがあります(更新当初はPDFのメニューが存在しないようです)。


目次ページはリンクが貼ってあり、タイトルをクリックすると該当ページに飛びます。このときは一瞬、待たされます。



本文の組み版も雑誌(紙媒体)とは違っています。3段組です。1行は20字とみられます。1段は21行とみられます。すると1ページは最大1260字となります。A4変形判の紙媒体が1ページ当たり1600字〜2000字なので、かなりゆったりとしたレイアウトであることが分かります。


内容ですが、解説記事と寄稿記事、コラム記事で構成されています。ニュース記事はまったく存在しません。電子版、つまりインターネット環境が前提なので、ニュース記事はEETimes Japanのウエブ・サイトで読めばよい、という割り切りだと思われます。


広告にはすべてリンクがはってあり、関連ページのウインドウが開くしかけになっています。広告リンクでは当然ながら、クリック数を計測しているのでしょう。


紙媒体なしというのは相当に思いきった試みですが、いろいろと自由にやれることがありそうで期待がもてます。今後の行方に注目していきたいです。