富士通マイクロエレクトロニクスが27日に開催した「LSI事業戦略記者発表会」に参加しました。
事業戦略とうたっておりますが、実際の内容は「事業再構築計画」です。速報記事をPCWatchに掲載していただきました。
「富士通マイクロエレ、LSI事業の再構築計画を発表」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090828_311149.html
最も大きな変化は、40nm以降のプロセス開発と量産から、手を引くことです(プロセス開発はTSMCとの共同なので厳密には完全撤退ではないのですが)。微細化の開発投資と最先端LSIの量産投資をしない。これで設備投資を大幅に減らしています。
そのほかにも製品開発での絞り込みなど、割り切りが窺えます。方向性はかなり明確なった、という印象でした。