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前回、ネットのおかげで内部告発がしやすくなったと書きました。
一方で「正義症候群」(勝手に名前つけました)とでも呼べる症状がネットのおかげで蔓延してきたように思います。
これは不安神経症の一種誰かを悪者にすることや、何らかの行為に対して怒りを炸裂させることが頻発する(あ、オレもそうかも(爆))症状を指します。と、勝手に定義しています。
この症状が社会に蔓延しますと、ジョージ・オーウエル作「1984年」にみられるような超管理社会、すなわち私どもにとって非常に息苦しい社会が出現するのでは、と危惧しています。
正義症候群とは何か、ですが。例えばこんな症状が出ていたら危ないです。
・誰かの作品や文章などに対し、第三者の権利を侵害しているのではないかと指摘・批判・忠告する。もちろん第三者当人ではない。ブログのコメント欄でしばしば実例をみかける
・新聞記事を読むたび、「政治家や大企業が悪い」といった悪態をつく。あるいは、政治家と大企業は「悪」だと確信している
・機嫌が良かったり、笑っている人をみると、やたら腹が立つ。例えば「世界には戦争やテロや飢餓や公害などで苦しんでいる人が何億人もいるのにどうして、のほほんと笑っていられるんだ」といった理由で
・いつも不機嫌な顔でいる。例えば「世界には戦争やテロや飢餓や公害などで苦しんでいる人が何億人もいるのに、笑っていられるか」といった理由で
・他人の規則破りが気になってたまらない。例えば同僚が自転車で通勤してくると、「会社は自転車通勤を認めているのか」と質問したくなる。あるいは質問する
・誰かの些細な規則違反に対して、指摘して過剰に騒ぎたてたり、鬼の首をとったようにはしゃぐ
・投稿サイトで作品を誉めるコメントがたくさん書き込まれていると、コメント欄に作品に対して否定的なコメントを追加したくなる。あるいは追加する
ほかにもありそうですが、疲れてきたのでこのくらいにしておきます。
事例症例をコメントで追加してくださるとうれしいです。
書いてて、自分にも思い当たるところがあるので嫌になってきました。
アバウトに気楽に生きねば・・・・