Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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BPA公査レポート2006年6月版(その3)

さらに続きです。前回はこちらにあります。
http://d.hatena.ne.jp/affiliate_with/20061102


今度は電子技術者向け雑誌「EETimes Japan」です。
2005年7月創刊で、今回が初めてのBPA公査です。
これで晴れて、正式なBPA認証済み雑誌となりました。


2006年6月版BPAレポートから
EETimes Japan誌の公査結果
総読者数4万3518名
公査済み読者数2万3683名 全体の54.4%
公査済み1年以内属性情報の読者数2万2746名
公査済み2年以内属性情報の読者数937名


初公査の結果としてはまあまあです。できれば公査済み読者数の割合がもう少し高いと良かったかも。
興味深いのは、「公査済み1年以内属性情報の読者数」です。
この時点でわずかですが、先輩であるEDN Japan(2001年3月創刊)を上回っています。


公査済み1年以内属性情報の読者数比較(2006年6月版BPAレポートから)
EDN Japan:2万2437名
EETimes Japan:2万2746名


以前に説明したように、「公査済み1年以内属性情報の読者数」が価値あるターゲットマーケティングが可能な母集団を示します。この意味で、両誌はほとんど変わらないのです。
特定の製品に関してアンケート調査を実施したり、広告を雑誌に同梱したりするときは、「公査済み1年以内属性情報を備えた読者」に送るのが効率が高いといえます。製品分野で絞り込みをかければ、効率がさらに上がります。