「日経マガジン」3月号が日経新聞とともに届いた。高級ブランド物の広告が入った別冊である。
「秋葉原異貌」(石鍋仁美記者)を読んで違和感に苛まれた。スゴイ記事である。
メード喫茶、メードさんとの用字がマシンガンのように羅列されている。
あの。メイド喫茶、メイドさんではないかと思うのですが。
「秋葉原に「メード喫茶」が誕生して5年」(本文より)・・・もうダメです。どこから「メード」がやって来たのか。検索エンジンで探したけれども良く分かりませんでした。知人に記事を見せましたが「「メード喫茶」と呼ぶのは聞いたことがない」と訝しがられました。
日経の用字用語で「メード」なのかと好意的解釈をして読み進めたら、「オーダーメイドスーツ」の文字が本文中にあった。一体これはどういうことなのか。オーダーメードの方がまだ見かけるように思えるのだが。
推定すると、
maid=メード
made=メイド
というのが日経の用字用語らしい。なぜこうなっているのか、誰か教えてください。
本文も結構ヒドイ。
・「オタク話(モテルためのマニュアルには含まれない話題)」(本文より)。・・・絶句しました。こういう定義の仕方もあったのか。
・「「次は夏コミで会おう」。日曜夜。(中略)オタクたちの別れが始まる」(本文より)。・・・ウソくささ満載です。本当に日曜夜にアキバを取材したとはとても思えません。
・「秋葉原の街は今、メードとメードもどきがあふれている」(本文より)。・・・記者はメイド(maid)の意味を知らないのでしょうか。アキバにあふれているのは全部「メイドもどき」ですよ。悪い意味でなく。
すみません。このへんでやめときます。