Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

推薦! 64ビットに関するいくつもの疑問に答えてくれた本


図解 64ビットがわかる (図解 知りたい!テクノロジー)


「図解 64ビットがわかる」
ISBN:4774127353


「マイクロプロセッサは8ビット、16ビット、32ビットときて次は64ビットになる。その次は128ビットだ」。そんなふうに言われたことがあった。64ビット時代はすぐに来るはずが、なかなかやってこなかった。


そしてようやく、64ビットがやってきた。でも、AMDの「AMD64」とインテルの64ビットは何か違うのか。仮想化技術がなぜくっついてきたのか。マイクロソフトWindowsは64ビットにどう対応しているのか。そもそも、64ビットになるとパソコンは何が変わるのか。


この本はそういった「もろもろの疑問」に明解に答えてくれる。ときにはしつこいほどに。過去の履歴を説明する項に、著者の博識ぶりがいかんなく発揮されている。ここで「過去の話は興味ない」などと言って読み飛ばすことのないように


技術とは、ちょっとの飛躍と数限りない蓄積で成立している。過去の蓄積を知らずにいると、先人と同じ過ちを繰り返すことになりかねない。


ここからは蛇足。
筆者がこの本を購入しようとして大手書店に行って感じたのは、プロセッサやコンピュータなどのハードウエア技術を扱う書籍の少なさだ。つまり、コーナーがない。よって本がなかなか見つからない。書店でもどのコーナーに置いたらよいのか、分からないようだった。


とりあえずコピー「ソフトウエア全盛時代にハードウエアをやさしく理解できる貴重な一冊」。
書いてみて「やさしく」のところでひっかかってしまった。いや自分にはちょうどよいんだけど。
「個性あふれるスタイルで理解できる」が正しいかな(笑)。



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