Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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コラム「ストレージ通信」を久々に更新「NVMeインタフェース」

EETimes Japan誌で連載しておりますコラム「ストレージ通信」を久々に更新しました。

SSDインタフェースのシリーズ企画が途中で、打ち切りのようになって何ヶ月も放置されていました(滝汗)。大変申し訳ございません!


SSDインタフェースの現在(3):PCIe SSDの性能を引き出す「NVMe」」
http://eetimes.jp/ee/articles/1602/09/news025.html

NVMeはPCIe SSDを前提に策定された、ホスト・コントローラ・インタフェースです。従来は、HDD向けのAHCIを流用することが多く、PCIe SSDの高速性能を制限していました。NVMeはこの制限を取り払うものです。


最近のストレージ業界は、SSDを前提にしたインフラを次々と構築しつつあります。この結果、SSDの活躍する領域が拡大し、SSDの市場(出荷台数)がさらに伸びる、という好循環を形成しております。HDD世界の従属物だったSSDが独自の世界を創造つつある。この変化を感じるのは、とても楽しいことです。