Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

日立グループvs韓国サムスン、土曜夜のテレビ対決

土曜日の夜にTBSテレビを視聴していたら、9時台で日立グループと韓国サムスンが密かに火花を散らしていました(ように見えただけです、関係者の皆様スミマセン)。
うかつでした。気が付きませんでした。恥ずかしいです。


夜9時には長寿番組「日立 世界ふしぎ発見!」が放映されています。番組名に「日立」が入っているように、日立グループの単独スポンサー番組で、当たり前ですがコマーシャルは日立の宣伝ばっかりです。
http://www.tbs.co.jp/f-hakken/
安心してみてられるのが取柄のご長寿番組なので、気になる観光地が出たときやほかに見るべき番組がないときには視聴しております。
ですが不運というか、ここ2回はうんざりする内容でした。


古い方から行きます。11月27日夜は「地球を飛び出せ! 2010年宇宙の旅」がテーマでした。宇宙開発がテーマであるかのように番組ホームページでは紹介しています。
http://www.tbs.co.jp/f-hakken/mystery1166_1.html

しかし実際に視聴した皆様はお分かりのように、この回は邦画「BATTLE SHIP YAMATO」の宣伝番組だったのです。ホームページにはそんなことは一言も書いてないという「白い嘘」つきっぷりが笑えます。が、視聴したときはうんざりしました。


それでもって次に視聴したのが12月11日です。「元禄事件外伝 赤穂浪士への旅」。
http://www.tbs.co.jp/f-hakken/mystery1168_1.html
これまた番組ホームページには一言も書いていないという厚顔ぶりですが、この回は邦画「最後の忠臣蔵」の宣伝番組でした。運が悪いというか、2回続けて映画の宣伝をみさせられるとは。「うんざり×うんざり」で放心状態です。


この放心状態だったことが、契機でした。いつもは「世界ふしぎ発見!」の終了間際にテレビを消していたのです。ちょうどお風呂タイムということもあります(苦笑)。


ところが12月11日は、あきれたまま、テレビをつけっぱなしにしていたのです。そうしたら「あすなろ物語」という5分ほどの短い短い番組が9時54分から始まったじゃないですか。
http://www.tbs.co.jp/asunaro-story/

あすなろ物語」は、聴導犬(聴力障がい者の生活を支援する犬)の育成学校である「あすなろ学校」(神奈川県横浜市)を舞台に、聴導犬の育成に携わる若者の姿を描いたドキュメンタリーです。登場する若者が不器用で痛い。でも心を動かされました。


こんな番組があったのか。知らなかった。スポンサー企業はどこだろうか。韓国サムスン電子の日本法人、日本サムスンの単独スポンサーであることが放映のクロージングで分かりました。番組を視ると、あすなろ学校は若者の自立支援も兼ねた施設とのこと。こんな施設があるんだと思ってウエブ・サイト調べました。


「あすなろ学校」
http://www.samsung.com/jp/csr/socialjapan/asunaro/index.html
うわー。あすなろ学校って日本サムスンが設立したんだ。半年に5名ずつ、若者を受け入れて自立支援と聴導犬育成を実施しているですか。日本補助犬協会がパートナーですか〜そうですよね〜専門集団の支援は不可欠ですよね。


日立グループのご長寿看板番組を54分放映したあとに、5分ほどの短い番組が日本サムスンのスポンサーで入る。内容は真面目。しかも調べると日本サムスンが日本で社会福祉活動をしていることが分かる。調べましたが、聴導犬育成を含めた補助犬盲導犬介助犬)の育成施設を作っている日本企業は見つかりませんでした。


負けてるよ、日立!
コマーシャルでひとと未来に貢献(だったかな、すみません、忘れてます)とか環境に優しいとかうたっても響かないよ。全然。


それよりも「あすなろ物語」のほうがずっと心に響いたよ。
日本サムスン、勝ってるよ。


韓国企業の偽善行為とかたづけることは簡単です。だが、偽善であったとしても、何もしないよりはずっと良いと考えます。不作為の罪は重いのです。


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