技術専門出版社では老舗の株式会社工業調査会が倒産しました。
帝国データバンク大型倒産速報
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3335.html
引用1:「(株)工業調査会(資本金2100万円、文京区向丘1-13-1、代表新谷滋記氏、従業員39名)は、8月31日付で事業を停止、・・・中略・・・今後、自己破産を申請する見通し。 」
引用2:「1953年(昭和28年)9月創業、57年(昭和32年)1月に法人改組。昭和25年3月創刊の『プラスチックス』をはじめ、『機械と工具』(昭和32年 3月創刊)、『化学装置』(昭和34年4月創刊)、『電子材料』(昭和37年6月創刊)などの月刊誌のほか、書籍では『Kブックス』、『ビギナーズブックスシリーズ』などを扱っていた。」
典型的な古い体質の出版社です。25年以上、この会社を見てきました。しかしインターネットの脅威に対する対策とか、インターネットを活用した新規ビジネスの展開とかは、ほとんどみられませんでした。潰れるべくして潰れたとも言えます。
なお同社の「電子材料」は日経エレクトロニクスよりも古い、エレクトロニクス専門誌です。
<参考URL>
工業調査会のウエブ・サイト
http://www.kocho-net.com/
会社案内
http://www.kocho-net.com/profile/index.php
雑誌「電子材料」の案内
http://www.kocho-net.com/magazine/denshi1.php
相談役で元社長・会長で元電子材料編集長の志村幸雄氏のコラム
http://www.kocho-net.com/column/index.php
新刊予定・・・・筆者と編集者の努力はどうなるんでしょうか(哀)
http://www.kocho-net.com/book/shinkan.php
<さらに参考>
新文化ニュースフラッシュ 工業調査会が8月31日付けで事業停止
http://www.shinbunka.co.jp/news2010/09/100901-03.htm
告示書の画像が掲載してあります
新文化ニュースフラッシュ 工業調査会の返品可能商品10点
http://www.shinbunka.co.jp/news2010/09/100903-07.htm