Electronics Pick-up by Akira Fukuda

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リード・ビジネス・インフォメーション前代表取締役、津田建二氏の辞任に解任の可能性

以前のエントリーでリード・ビジネス・インフォメーションの代表取締役交代を報じました。
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この交代および津田氏の退社は、あらかじめ予定されたものではなく、突然の辞任、すなわち事実上の解任の可能性が出てきたのでご報告します。




6月28〜29日に届きました雑誌「EDN Japan」7月号、「Desgin News Japan」7月号、「Semiconductor International日本版」7月号のいずれのマストヘッドにも「編集顧問 津田建二」の肩書が残されています。あらかじめ予定された辞任と退社であれば、マストヘッドは書き直されていたはずです。
3誌ともマストヘッドを直していないということは、直し忘れではなく、突然の辞任ないし退社という可能性が強まります。
通常の印刷工程から類推すると、6月8日ころには辞任および退社がリード・ビジネス・インフォメーションの社内で知らされていることが修正の前提となります。言い換えると、6月8日以降に辞任および退社が決まったことが窺えます。


さらに、「Semiconductor International日本版」7月号の48ページに「津田建二の目」というコラムがあるのですが、ここでは辞任を窺わせる文章が一切、見当たりません。通常工程での締め切りは遅くても6月5日程度と考えられます。辞任が早くに予定されていたのであれば、何らかの挨拶をするスペースは十分にあるコラムです。すると、この時点では津田氏は辞任および退社の意思はなかったという判断が成り立ちます。そして、同氏のブログ6月16日付けで辞任を表明していますので、この間に何かがあったのでは、と類推できます。


もちろん、津田建二氏を解任できるのは、直属上司に相当する達城丈治氏です。


とりあえず現時点での可能性ということで、指摘しておきます。



【追記7月11日】達城丈治氏による事実上の解任で間違いないようです。