PCWatch様からいただいておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。
「赤尾ルネサスから鶴丸ルネサスへ」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/20130404_594554.html
ルネサス エレクトロニクスの社長交代を論じたのですが。タイトルを失敗したようです。分かりにくいです。すみません。素直に「ルネサスの社長交代」とでもしたほうが良かったかと。でもニュースみたいなタイトルだし、ちょっとまずいかなと。
でもってあれこれ考えて「「赤い」ルネサスから「青い」ルネサスへ」という過去のタイトルを思い出しまして。そこから連想したのが今回のタイトルなのです。でもひねりすぎのようです。失敗かも。
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愚痴話ですみません。内容はというと。まず「ルネサスの執行役員だったあの人とかこの人とかはどうなっちゃうだろう」、「ルネサスの舵取りをするのは誰かがリリースとかほかの記事とかでは分かりにくいけど、トップ集団は誰と誰なの」との疑問について調べた結果がこれです。
そいでもって新社長の鶴丸氏が生産本部、というか、製造部門出身であることが珍しくて。その前提で週刊東洋経済オンラインとか週刊ダイヤモンドオンラインとか日経半導体リサーチ(無料閲覧時)のインタビュー記事を読むと、いくつか読み取れるんです。これはひょっとして製造から設計への逆襲(?)みたいな。
あと書かなかったんですけど。膨大な累積赤字の責任、という意味では取締役の中で唯一、責任が少ないというか、無さそうなのは鶴丸氏だけなんですね。そうなると現在の取締役の中で社長にすぐなってもらえるのは鶴丸氏しかいない。もちろんそれは鶴丸氏に能力がないとかそういうことではありません。那珂工場の復旧では予定よりも前倒しで進めたのですから、能力は凄いです。ただご本人がインタビュー記事でおっしゃっておられるように、「経営者としての能力」はまた別です。ここは、やってみないと分からない。このため、記事の歯切れは悪くならざるを得ない。
自分は実績主義なので、実績を見てから判断して記事を書くので、予断に基づく記述は避けています。もっとも、実績以前にやり方とかがあまりにまずいと思われるときは「まずい」と指摘していますが。
お手すきのときにでも閲覧していだけると、とても嬉しいです。
【追記】週間アクセスランキングで14位となりました。ありがとうございます。これも皆さまのおかげです。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/accessranking/20130408_594931.html