NECエレクトロニクスとルネサス テクノロジの合併契約締結に関する報道機関およびアナリスト向けの説明会が15日に開催されました。その模様をPCWatch様に速報させていただきました。
「NECエレとルネサス、合併契約を1カ月前倒しで締結」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20091216_336115.html
基本的な部分は9月16日の基本契約締結時点と同じです。NECエレクトロニクスを存続会社として、事業統合会社「ルネサス エレクトロニクス」が来年4月1日に誕生します。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/20090918_316228.html
合併契約とともに、詳細な部分がいくつか決まりました。
最も大きかったのは、経営陣が内定したことでしょう。NECエレクトロニクス社長の山口氏が代表取締役会長、ルネサス テクノロジ社長の赤尾氏が代表取締役社長となります。そのほかの取締役4名も決まりました。
それから独占禁止法の制約によって合併前はルネサス エレクトロニクスとしての具体的な動きが違法であることから、発足後直ちに事業再編へと動くことが明らかになりました。発足後100日以内に数多くのプロジェクトを進めるとのことです。山口氏は「100日プロジェクト」と呼んでいました。
新会社の発足まであと半年もありません。両社の方々は、まだまだ多忙な日々が続きそうです。