Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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編集者座談会


(以下の会話は架空のものであり、実在のいかなる人物や組織とも関係ありません)


某月某日、某居酒屋にて


A「アレっていきなりはないんじゃないの。大人げない」
B「でもこれまでにも、ここで×××誌の記事の誤りについて書いていたけど、ウエブの記事が全然直ってないよ。直接連絡しないと効果なしってことじゃ」
C「そもそもいつも×××誌読んでるのかね」
B「いや、そんなヒマないって。今回の記事はたまたま、記事の酷さを嘆く知人から教えられて読んだと聞いてる」
C「しかし凄まじいね。これで変なところの一部だろ。全部書き出したらどうなるのかね」


(休憩入る)


D「問題の記事、ホームページにも掲載されているけど、記事中に広告バナー入っているよね。アナロ×・デバイ××とか、インター×ルとか、ル××スとか。広告主は知っているのかな」
A「知ってるわけないだろ。技術誌の内容は難しいんで判断できないんだ。ネームバリューで入れてるんだよ」
D「雑誌ではN●●エレクトロニ●●が6頁も広告入れてるよ。ずいぶん高く評価してるんだね。ひょっとして日経○○クトロニクスよりも多いんじゃないの」
B「日経××よりもエンジニアの読者に浸透しているということで入れているらしいよ。でも旧編集部のときのデータだけどね」
D「旧編集部って何それ」
B「バックナンバーがないと分からないんだけど、2004年の1月号と2005年の1月号では編集部全員が入れ替わってるんだ」
D「総入れ換えってことか」


(休憩入る)


E「遅れてすまん。おい、例のやつだけど、翻訳記事全体のイメージダウンになるんじゃないのか」
A「そんなこと言うけど、翻訳記事で良かったメディアなんてあまりないぞ。C○ET JapanだってNT××Cが運営していたころはそりゃーひどかった」
C「結局、編集人の力量次第ってことだな」
A「当たり前だろ。レストランや料亭などは料理人が変われば一瞬でよくなったりだめになったりするんだぜ。新聞や雑誌はブランドがあるから分かりにくいけどな。でもしっかりと読んでいるヤツにはすぐ見抜かれるんだ」
B「そういえば某社の展示会で読者が怒って怒鳴り込んだらしい。翻訳だからって手を抜くんじゃないって」
C「オレも仕事で読んでこんなんだったら怒るね」
E「無料だからこれでいいってことだろ」
C「タダでも要らないっていうことがあるぜ。読んで苦痛なのは嫌だろ」
E「そりゃそうだ」


(休憩入る)


D「××誌編集長の回答みたけど。あんなんでよいのかな」
E「良いわけないだろ。キチ○イに言い掛かりをつけられたと思ってるのかも」
B「なるほど〜。そういえばメディアにいると、必ずといって良いほど○×系の方からメッセージがくるね。見ていると伝染しそうでコワイったら」
C「あるある。同じヤツから何度もくるのな」
E「読者から誤りを指摘する手紙が来たら、まともな編集部はあんな応対はしないな、普通。お礼を述べて、訂正する」
D「そういえば××誌は以前は訂正が結構載っていたけど、最近の号は訂正が載っていないね。誤りがなくなったからだと思っていたけど。違うんだ」
C「訂正文で何十行にもなるから、恥ずかしくて載せられないんだ」
E「いや。オレが思うに、あれは誤りだと思っていないんだ。翻訳だから」
B「それこそ翻訳を見下していないか。というか、原文の筆者に非礼だろうが。あ、すまん」(コップが倒れる)
E「怒るなよ。オレの編集部じゃないんだから・・・」
A「そろそろやめようぜ。コイツ、酔ってるし」


(続く、かも)