Electronics Pick-up by Akira Fukuda

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尖閣ビデオ流出よりも、警視庁公安部資料流出事件を注視せよ

大事の前の小事、とでもいいましょうか。尖閣ビデオ流出うんぬんを報道するよりも、警視庁公安部の内部資料流出事件を報道することは、はるかに重要です。流出問題としては警視庁公安部の国際テロ関連資料の方が、ずっと深刻であり、国内および海外への影響は深刻です。


そもそも流出が、あってはならないこと。
犯人は誰なのか、犯人の意図は何かが、まだ掴めていない。
情報管理のどこに抜け穴があったのかが分からない。


国際テロ対策は各国対策組織間の情報交換が不可欠です。それなのに今回のような事態が起こってしまったとなると、日本は情報提供を受けられなくなる(少なくとも上記の事柄が明らかになるまでは、海外諸国としては、怖くて日本に情報を出せないでしょう)。


そうなると、例えばテロリスト容疑者の入国対策、成田や羽田などでのチェックが機能不全に陥る可能性があります。恐ろしいことです。


<お薦め記事>
「【疑惑の濁流】「情報テロ」誰が仕掛けた…警視庁を震撼させたネット流出資料の危険すぎる中身」(産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101106/crm1011061201010-n1.htm
画像はこの記事から転載しております


関連記事
「警視庁流出 名指しされた外国人怒り「勝手にテロリスト扱い…命の危険も」」(産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101104/crm1011041816022-n1.htm


関連記事
「悔しがる公安部OB「日本の情報活動は崩壊」」(産経ニュース)
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/1105/san_101105_8897401166.html


【追加情報】
週刊文春11月18日号(11月11日発売)の136ページ
麻生幾が「機密漏洩事件」の謎を解く」が参考になります。
お薦めです。


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