Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

「五輪招致」という名前の美味しいビジネス

2016年のオリンピック(五輪)を東京に呼ぶために、150億円が費やされたとのことです。
東京都の経費が100億円、民間による寄付・協賛が50億円というもくろみです。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20100225ATDG2405024022010.html
民間による寄付・協賛は実際には41億6000万円にとどまったために欠損が出ていますが。


とにかく150億円が招致のために使われたということ。なかなか大きな金額です。
というか、「開催」ではなく「招致」ですよね。どうしてそんなにお金がかかるんでしょうか。


東京都の招致本部ホームページ
http://www.shochi-honbu.metro.tokyo.jp/
(招致委員会のホームページは削除されていました)
その中にあるのがこれです。

招致活動経費の算定
http://www.shochi-honbu.metro.tokyo.jp/keihi3.pdf
このページを見ますと、招致経費が55億円、「ムーブメント推進経費」が95億円とあります。
「ムーブメント推進経費」って何だろう。ここには「オリンピズムの普及啓発」、「招待気運の盛り上げ」、「広報等」とあります。これらに95億円も遣ったと。当然ながら、広告代理店を始めとするいろいろな企業がこれで潤う訳です。なかなかのビジネスです。


そして招待経費が55億円。この内訳は立候補ファイル(計画案の策定)が20億円、国際招致活動が35億円とあります。
計画案作るのに20億円もかかるのがかなり魂消ます。なぜこんなにかかるのかが分かりません。


そんでもって国際招致活動の内訳ですが、海外PRとIOC視察対応に11億円です。そして「プロモーション活動等」に24億円とあります。
あれ。さっきの「ムーブメント推進経費」ってプロモーションと理解したんだけど。
さらにプロモーション経費がかかるって、なぜ。


「ムーブメント推進経費」と「プロモーション活動等」の合計が119億円。これを外注したということですよね。
すっごく利益の出そうなビジネスに見えます。というか酷すぎます。


その一端が10分5億円のビデオ(電通が受託)になって現れたと考えるとすごく分かりやすい。分かりやすいけど哀しくなります。とっても。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091211AT1G1101J11122009.html



2016年がだめだから「2020年に東京招致」と聞いても、とても納得できません。
というか、まだ甘い汁を吸いたいのでしょうか。