Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

市場予測の錯覚


エレクトロニクス関連の仕事をしていると、市場予測に接する機会が少なくない。
今年の実績は前年比20%減(マイナス20%)、来年の予測は前年比20%増(プラス20%)なんて説明されると、そうか、来年の市場規模は昨年と同じか、なんて思ってたりする。



勘違いである。
昨年の市場規模を100とすると、今年は20%減で80になる。
そして来年は20%増で「96」になる。昨年からみるとマイナス4%である。
来年の市場が昨年と同じ規模になるには、来年は前年比「25%増」でなければならない。



業界団体の記者会見に参加していると、ときたま、この勘違いにハマった記者の質問が出たりする。説明する方は統計のプロフェッショナルなので、「20%減ったら25%増やさないと元に戻らない」は常識である。すると受け答えにズレが出る。「?」マークがお互いの頭から出ているのが(想像上で)見えたりする。


うっかりすると自分もハマりかねない。気をつけねば。



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