Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

コラム「ストレージ通信」を更新「Micronの四半期業績、営業利益が7年振りに過去最高を更新」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。
半導体メモリ大手のMicron Technologyが四半期業績を12月17日に発表しました。
その概要をご報告しております。

eetimes.itmedia.co.jp

好業績が続いています。売上高は3四半期連続の最高値更新です。

営業利益(GAAPベース)はようやく、過去最高を更新しました。
従来の最高利益額は2018会計年度第4四半期(2018年6月~8月期)の43億7700万米ドルでした。
今回の四半期は2026会計年度第1四半期(2025年9月~11月期)なので、7年と1四半期ぶりの更新となります。
なお売上高営業利益率は2018Q4が51.9%、今期(2026Q1)が45.0%なので、利益率の更新には至っていません。
2018年6月~8月期はメモリ不足の時期であり、すんごく利益がでていたことがうかがえます。
といってもその後、メモリ需給が緩んで価格が急降下し、利益率は10%前後まで下がります。
そして2021年11月期~2022年5月期に利益率が30%を超えたあと、2022年8月期以降に業績が再び急降下。
2023年2月期がどん底で、営業赤字が23億米ドルに達します。まさにジェットコースター。ひどい。


2024年末から2025年前半の黒字転換と利益率の上昇局面が前回の好況と大きく異なるのは、HBMの需要拡大です。
2025年9月~11月期の業績発表で最も刺さったのが、HBMコントラクトが2026年(暦年)いっぱいまですでに完了していたこと。
つまり、2026年12月末まではHBMという最も利益率の高そうな製品に関してはすべて終わっている(サプライヤとしては利益が確保できている)。
HBMサプライヤ大勝利、の図式です。

詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。