第1巻からすべて読んできました。本当にありがとうございます。最終巻、つまりボナパルドが亡くなった後のフランス国民の嘆きに泣きました。パリにはナポレオンの棺(巨大です)があります(パリ出張のときに見学してきました)。フランス国民が今も敬愛する英雄の物語。堪能させていただきました。 https://t.co/sLJfzAy1dT
— 半導体とストレージが大好物の技術ジャーナリスト (@affiliate_with) 2024年8月30日
ナポレオン・ボナパルドの生涯を描いた巨編「ナポレオン」がついに完結し、このほど最終巻が刊行されました。
感無量です。
商業作品であるマンガは「打ち切り」が常態化しています。
「ナポレオン」も一時、打ち切りのウワサが流れました(真偽のほどは不明)。
フランス国民は、武力の争いに弱い、戦争するといつも負ける、というトラウマを抱えている(ように見えます)。
そんな歴史絵巻で他国との戦いに連戦連勝だったのが「ナポレオン」。わざわざ言うまでもありませんが、フランスでは国民的英雄です。
パリにはナポレオンの巨大な棺があります。一度、見学することをおすすめします。
コミックスの主人公はナポレオンです。もちろん。しかしコミックスでは兵隊を代表するもう1人の主人公、ビクトル(たぶん架空の人物)が描かれています。ここがすごく大事で、ビクトルの目線を通して「フランス大陸軍」の一兵卒がリアルに説明され、読者は感情移入が容易になります。
ビクトルをキャスティングしたことで、コミックス「ナポレオン」は一大長編傑作へと昇華したのです(と勝手に考えております)。
第一部「獅子の時代」。生まれてから皇帝になるまでを描いています
第二部「覇道進撃」。皇帝になってから亡くなるまでを描いています