Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

20年を超えた長期連載コミック「ナポレオン」。ついに完結。感無量です

ナポレオン・ボナパルドの生涯を描いた巨編「ナポレオン」がついに完結し、このほど最終巻が刊行されました。
感無量です。

商業作品であるマンガは「打ち切り」が常態化しています。
「ナポレオン」も一時、打ち切りのウワサが流れました(真偽のほどは不明)。

フランス国民は、武力の争いに弱い、戦争するといつも負ける、というトラウマを抱えている(ように見えます)。

そんな歴史絵巻で他国との戦いに連戦連勝だったのが「ナポレオン」。わざわざ言うまでもありませんが、フランスでは国民的英雄です。
パリにはナポレオンの巨大な棺があります。一度、見学することをおすすめします。

コミックスの主人公はナポレオンです。もちろん。しかしコミックスでは兵隊を代表するもう1人の主人公、ビクトル(たぶん架空の人物)が描かれています。ここがすごく大事で、ビクトルの目線を通して「フランス大陸軍」の一兵卒がリアルに説明され、読者は感情移入が容易になります。

ビクトルをキャスティングしたことで、コミックス「ナポレオン」は一大長編傑作へと昇華したのです(と勝手に考えております)。

第一部「獅子の時代」。生まれてから皇帝になるまでを描いています

第二部「覇道進撃」。皇帝になってから亡くなるまでを描いています