EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。
実装技術ロードマップのシリーズ、第63回となります。第4章「電子部品」の第5節「入出力デバイス」から、
第4項「車載HMIデバイス」の後半の内容を要約・補完しています。HMIとはヒューマン・マシン・インタフェースのことです。
運転操作を妨げないスイッチの実例として「ステアリング・スイッチ」を挙げています。
ステアリングホイールにスイッチを搭載し、両手の親指でスイッチを操作します。
手がステアリングから離れないのが長所です。
オートクルーズ、携帯電話、オーディオのモード切り換えと選曲と音量調整、などに使われます。
さらにステアリングに変速スイッチ(シフト・パドル)を載せてきた乗用車も登場しています。両手の指で2つのパドルを操作します。
シフトレバーはかつてはコラムシフトでした。コラムシフトは片手がステアリングから離れるものの、ほんのわずかな距離でした。
それがフロアシフトとなり、片手がステアリングがかなり離れます。
シフト・パドルはコラムシフトへの回帰とも言えます。
詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。