PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。
プロセッサやメモリなどでは日本の半導体企業はキオクシアを除くとほぼ壊滅状態です。
ところがパワーデバイス(パワー半導体)では日本の半導体企業が世界で健闘している。大手の一角を占めている。
という話と。
最近のパワーデバイスの動向をまとめて解説しております。
といっても、あまりデバイスの技術内容には踏み込んでおりません。
ポエムというか、与太話というか(汗)。ざっくりしています。
というのもですね。日本のパワー半導体については日本のメディアが結構に記事を書いているんですよ。
大手の経済誌とか、大手のウエブメディアとか。
日本企業が取材源となるテーマは、日本のメディアは昔から得意。
外国企業が取材源になってしまうと、記者発表とか招待旅行とかの話題以外はさっぱりというのが日本の大手メディアに割と見られる状況です。
でもってパワーデバイスも結構記事が出ていて。自分がやる必要性はあんまり感じていなかったのですが。
つい最近、パワーデバイスのことを調べる仕事が別件でありまして。いろいろ調べたんですよ。
当然ですが、大手メディア様の記事とか素人向けの入門書とかも読み込みました。
そうしたらですね。大手メディア様の記事は総じて産業ものなんですね。技術と歴史に弱い。
SiとSiCとGaNの本質的な違いがあんまり分かってなかったり。
さらにはパワーデバイスでサイリスタの存在が無視されていたり。
ほかにもIGBTの登場理由がどうも変だなとか。まあ、このくらいにします(苦笑)。
といっても自分もプロフェッショナル技術者ではないので。間違っているかもしれないし、
たいてい、1つや2つの間違いがあります(爆)。
最大の問題は掲載誌です。「PC Watch」ですよ。パワーデバイスの話題なんかやっていいのでしょうか。
誰も読まないとか、大外れとか、ありそうで怖い。
そうはいっても。やってみないと始まらないのですから。
「パワーデバイス」、始めました。2回だけで終わらないことを祈ります。
皆様のご支援が頼りです。