PCWatch誌の連載コラム「セミコン業界最前線」を久々に更新しました。6月に開催される半導体技術開発のイベント「VLSIシンポジウム」の予告レポートです。
「10nm世代の半導体技術が6月のVLSIシンポジウムで姿を現わす〜続々登場する技術の概要を紹介 」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/semicon/20160412_752730.html
なおタイトルの「〜」以下は編集部が付けてます。自分は関わっておりません。そのつもりで読んでくださいませ。
22nm世代、14nm世代と進んできた半導体製造技術がついに10nm世代に突入する、というのが最大のトピックスです。昨年12月のIEDMでは10nm技術が出てこなかったので、これはちょっとまずいのではないかと心配していたのですが。ただ、どこまで10nm技術なのかは、実際の講演を聴講してみないと分かりません。特にトランジスタ直上の金属配線はピッチの短縮はほぼ不可能な領域に来ていますので、配線ピッチは14nm世代のままということも十分に考えられます。
とりあえずは読んでいただけると、うれしいです。