EETimes Japan誌で連載しておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。
シリーズ「ARMが語る最先端メモリ」の第12回です。
「ARMが語る、最先端メモリに対する期待(12):DDR4とHBMの長所と短所」
http://eetimes.jp/ee/articles/1603/29/news036.html
DDR4 DRAM技術とHBM技術を項目別に比較しています。
HBM技術の弱点は記憶容量です。DDR4 DRAMはDIMMを2枚にしてDDRチャンネル数を増やすいことで記憶容量を大きく拡大できるのですが、HBMは最多でもDRAMスタックを4個までしか載せられない。
グラフィックスモジュールのように閉じているサブシステムにはHBMが適している。一方でサーバーのメモリにはDDR4のDIMMが適している。課題は、「DDR5」が見えていないこと。DDR4 DIMMの先(さらに高速なDIMM)が見えていない。行き詰まりを感じます。