Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

ワシントンDC出張余話「強風で成田空港に降りられません」


前日(http://d.hatena.ne.jp/affiliate_with/20151229)に続いてワシントンDC出張の余話です。帰国時のトラブルはまだ終わっていませんでした。あいにく、東日本を強力な低気圧が通過したために、強風が関東を吹き荒れていたのです。


しかも不幸なことに、成田空港は滑走路に対して強い横風となっていました。横風用滑走路がない成田空港(これで国際空港なのだから、ある意味、欠陥空港です)の弱点が露呈しました。


着陸のために降下すると、ボーイング787-8の機体は地上に近づくにつれて揺れがひどくなりました。どんどん降下していき、地上がはっきりと見えて、滑走路の先端が見えたところで。



ものすごい横揺れが機体を襲いました。あああっと思った瞬間、機体が上昇していきます。着陸のやり直しです。上昇し、旋回し、再び降下します。およそ20分後でしょうか。再び、着陸に入ります。


しかし。またもや横揺れが機体を襲います。ガクガクと恐ろしいくらいの揺れが生じた瞬間、機体はまたもや上昇していきます。これでは着陸できない。どうするのでしょうか。ひょっとして仙台空港とか、セントレアとかに移動してしまうのでは。仙台でもセントレアでも、東京に着くまではかなりの時間を取られます。嫌な想像がアタマの中を飛び交います。




そこに機内アナウンスが。「機長です。当機は強風によって成田空港での着陸が不可能なため、羽田空港に到着地を変更します」。そうだ! 羽田空港があった!!


搭乗機は成田から南下して東京湾に出て、羽田空港へ。自分にとってはかなり珍しい空路なので、東京湾の写真を撮影しました。ちょうど右手が千葉から東京の湾岸です。海面には白波が立っており、かなり強い風が吹いていることが分かります。


そして羽田空港に進入。どうやらD滑走路のようです。風などまったく吹いていないかのように、何の揺れもなくスムースに着陸しました。さきほどの成田空港の揺れはなんだったのかと思わされるくらい、静かな着陸でした。


当然ながら、着陸時刻は1時間以上の遅れです。しかし羽田空港だったおかげで、自分は空港から自宅までの所要時間が成田よりも短縮できました。不幸中の幸いです。とにかく無事で良かったです。