IEDM2015現地レポートの第2弾がPCWatch誌に掲載されました。
「東芝、2次以降のキャッシュを全てMRAMにする低電力・低コスト技術」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20151210_734644.html
オンチップキャッシュといえばSRAMですが、低密度と待機時消費電力が弱点です。MRAMはSRAMに比べると高密度で、原理的には待機時消費電力をゼロにできます。東芝は昨年(2014年)のIEDM2014でラストレベルキャッシュ(LLC)をMRAMにする研究成果を発表していました。今回はその拡大版です。2次キャッシュ、3次キャッシュ、LLCにそれぞれ最適なMRAM技術を割り当てています。