Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

IRPS2013レポート「自動車用マイコン」

自動車用マイコンの市場不良率低減に関する話題をレポートしました。PCWatch様に掲載していただいております。


「自動車用マイコンの「不良ゼロ」を目指す」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20130425_597463.html

不良率1ppm未満というとんでもない要求水準が自動車用半導体の世界です。自動車は人命を乗せて走っているので、要求が厳しいのは当然ともいえますが。


でもって自動車用半導体メーカーとしては自分たちの半導体製品の不良率がいかに低いかをアピールすることには熱心な訳です。その裏でどんな努力をしてきたかについてはあんまり出て来ません。企業秘密というやつです。


その意味では自動車用半導体の大手たるFreescale SemiconductorがIRPSで発表した研究は「ここまでやるのか」という凄いものでした。というか、最初は難しすぎて何だかよく分かりませんでした。何だかよく分からないけど凄そう、ということで論文を読んだんですけれども、アカン(泣)。理解できません。


かなりの時間を費やして読んだのに、内容が理解できないのでは、記事は諦めざるを得ません。実際、一度は諦めました。そうして1日くらいたってお風呂に入ってぼーっとしていたら、天から啓示が降りて来ました。パシッとか、パチッとかいった感覚です。そうしたらもう、もりもりつながるじゃないですか。いろんな要素が。「あああっ。こういうことだったのかー!!!」。がおー。


そんで、もりもり書いたのが本レポートです。Freescale凄い。発表しちゃうなんでもっと凄い。さすがです。もちろんいろいろぼかしているんですけど。記事ではそのへんを補完して読みやすくしたつもりです。とりあえず読んでいただけると有り難いです。難しそうな数学の専門用語はすっ飛ばして読んでください。


それとルネサスの自動車担当エンジニアにはぜひ、感想をお伺いしたいです。早期退職した元エンジニアからのご連絡をお待ちしております。



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