Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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ダーリンは54歳53歳

仕事の帰りに三十代半ばの人と会話していて、年齢を重ねると逃れられないできごとについてまとめる機会がありました。あくまで個人的な経験と知人からの感想に基づくものですが。三十代前半より若い人は、これから自分に何が起こるのか、知っておくのも悪くないかと。とにかく、いろいろ覚悟しておいてください。


40歳前後までに身体か精神か、どちらかを壊します。例えば肝臓を壊すとか、ヘルニアになるとか、腰を痛めるとか、うつになるとか、自律神経失調になるとか。長時間を真面目に真剣に働いていた方ほど、壊す確率が高いです。三十代まで無理させていたツケがくると考えましょう。


40歳から45歳までの間に、老眼になります。早い人は40歳くらいで、近くのものが見えづらくなります。ついでに暗いところでものが見えにくくなるという属性がもれなくついてきます(そんなもの要りませんが)。私は42歳くらいで老眼が始まりました。近眼でも老眼にはなります。私はド近眼なので、遠近両用メガネを作るはめになりました。老眼は始まるとしばらくの間は進行します。進行によって結構あせるのですが、そのうちに(2年くらい?)とまるようです。そして日常の一部となります。



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四十代に入ると、歯が傷みやすくなります。具体的には、虫歯になりやすくなります。毎日、歯を磨いていても虫歯になってしまうというのが加齢の厄介なところです。磨ききれないところがあってそこから虫歯になってしまう。自分は四十までは虫歯知らずでしたが、四十を越してから現在までに、3回ほど虫歯で大工事をやらかしています。


四十代後半に入ると、新陳代謝が急速に衰えてきます。具体的には、病気や怪我などが治りにくくなります。風邪を引くと、いつまでも続く。治りが悪い。打ち身の皮下出血がなかなか消えない。そういった思いをします。加齢とともに、どんどん治りが悪くなるのが厄介なところです。


五十代に入ると、持病が日常化します。何らかの病気があってそれがたぶんずっと続く。常に薬を飲んでいる。どんな病気になるかはひとそれぞれです。高血圧の人もいれば、肝臓が悪いひともいれば、五十肩の人もいれば、腰痛持ちの人もいれば、腎臓が悪い人もいれば、糖尿病の人もいれば、鬱の人もいれば、高所恐怖の人もいれば、痛風持ちの人もいれば、花粉症の人もいれば、突発性難聴の人もいます。それ以外の病気もありえます。複数の持病を抱えている人もいます。「若さ」がどんなに素晴らしいことなのか、実感できるのが五十代です。


三十代半ばの人に、五十代とはこういうものだという話をしたら、「齢は取りたくない」と心底から年齢を重ねることを嫌がられてしまいました。でも実際に五十代になってみると、そんなに悪いものでもありません。病気があってもうまくそれと付き合う。無理はしない。身体と心を大切にするという、当たり前のことが自然にできてくるようになります。楽しく年をとる。明るく過ごす。家族と自分を大切にする。当たり前の大切さがわかってきた54歳53歳です。


ダーリンは55歳 (IKKI COMIX)

ダーリンは55歳 (IKKI COMIX)


55歳とはどんな感じなのか。興味深く読めました。自分と重なるところもあります(老眼のエピソードが・・・あうう)。


ちなみに五十代までに少なくない割合の方が経験しそうな症例は以下のようなものです。

帯状疱疹
突発性難聴(眼が回る症状つき)
・突発性の腰痛(ぎっくり腰)
・結石(腎臓結石とか尿管結石とか)
・健忘症

・・・まだありそうです。


【追記】年齢を間違えてました(恥)。まだ53歳でした。症例に「健忘症」を追加せねば。あううううう。