PCWatch様にVLSI 2012レポートの第2弾「最先端CMOSロジック」を掲載していただきました。
「Intel、IBM、STMicroの最先端ロジック技術」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20120621_541584.html
22nm/20nm世代を想定したトランジスタ技術の開発成果をまとめています。32nmまでの主流であったバルク・プレーナ・トランジスタがそろそろ限界に達し、立体構造(3次元構造)のフィンFETあるいはFD-SOIのプレーナ・トランジスタへと移行する理由を解説するとともに、各社の講演概要(開発したトランジスタの性能)をかんたんに紹介しております。
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3社の発表を紹介したのですが、奇しくも3通りの技術候補がせいぞろいする形となりました。従来技術の延長で20nmを狙うIBMのバルク・プレーナ技術、立体構造で22nm世代の性能を一気に向上させようとするIntelのTri-Gate技術、28nm世代ながらゲート長を24nmに縮めてきたSTMicroelectronicsのFD-SOI技術。どれも参考になります。
お時間のあるときにでも、眺めていただけるとうれしいです。