Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

2011年10月1日〜8日の話題【日本国内編】

10月2日●半導体ソケットメーカー、山一電機の子会社「光伸光学工業」の退職募集に21名が応募
不景気ドットコムが報じています。募集人員は約20名ですので、計画通りの応募数となりました。
http://www.fukeiki.com/2011/10/yamaichi-cut-21-job.html
公式発表リリースはこちらです。
http://v3.eir-parts.net/EIRNavi/DocumentNavigator/ENavigatorBody.aspx?cat=tdnet&sid=920050&code=6941&ln=ja&disp=simple


10月3日●シンセサイザ・メーカーのローランドが管理職を対象に希望退職を募集へ
不景気ドットコムが報じています。対象者は50歳以上59歳未満の管理職。募集人員は定めていません。
http://www.fukeiki.com/2011/10/roland-cut-job.html
公式発表リリースによると対象者は約120名とのこと。
http://www.roland.co.jp/news/pdf/20111003.pdf
ローランド単体の社員数は2011年3月末時点で840名です。


10月5日●ルネサス エレクトロニクスが2012年1月から賃金を7.5%減額
東京新聞10月5日付け朝刊7ページより。社員の月例賃金を7.5%減らすことで労使が合意したとのことです。さらに、冬のボーナスは春闘の妥結水準から12%減らします。大手企業が春闘で合意した給与水準を年度途中で変更するのは異例のこと。賃金の減額は来年3月までの3カ月間の予定。冬のボーナスは組合員平均で賃金の約1.8カ月にまで下がります。深夜勤務の手当も減額します。こういった一連の賃金カットによって年度内で100億円程度のコスト削減に結び付けるねらいがあります。


なお、Tech-On!の10月6日付けでも同様の記事がアップされています。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20111006/199033/
震災と円高によるルネサスの苦境がうかがえます。


10月6日●ソニー仙台の大量解雇撤回を支援する会が結成される
赤旗オンライン版が報じています。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-10-06/2011100601_05_1.html
引用:「5日夜、仙台市で幅広い労働組合や市民団体、法律家が集まり「ソニー震災リストラ・雇い止め撤回闘争支援する会」を結成しました。」


10月8日●ルネサス エレクトロニクス元会長の山口氏が「日本は復活できる」と業界イベントで講演
EETimesオンライン版が、スペインで開催されたイベント「IEF」で山口氏が講演した内容を要約して報じています。
http://www.eetimes.com/electronics-news/4229282/IEF-Japan-rise-again
1988年の日米半導体摩擦と1990年代の日本半導体メーカーの消極さが現在の衰退を招いた原因であると指摘し、東日本大震災からルネサス社員は休日返上で働くことで早期に生産を再開しつつあり、震災を契機に日本企業は変わりつつあると述べています。また日本はマイコンNANDフラッシュメモリCMOSイメージセンサに集中すべきであると論じています。



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