スタンフォード大学で開催された高性能チップの講演会「Hot Chips 23」に参加しました。レポート初号をPCWatch様に掲載していただいております。
「激変するメニーコア時代のDRAMアーキテクチャ」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20110823_472122.html
マルチコア・プロセッサからメニーコア・プロセッサへとプロセッサが変貌していくことで、DRAM40年の歴史が大きく変わりそうです。
タイミング・チャートと電気波形、つまり物理層でデータをやりとりしていた時代が終わる可能性が出てきました。プロトコルとパケットでデータをやりとりする時代がきそうです。本当にそうなるのかは分かりませんが。でも、DRAMアクセスの仕方が大きく変わることは確かです。この将来に現状のDRAMはまったく適応していません。
開催前にプログラムを見たときは「なぜHot Chipsにメモリが?」と思ったのですが、講演を聴講して納得するといいますか、これはまさにHot Chipsの参加者が聴講すべき研究開発でした。講演直後には質問が殺到し、HotChips 23の講演2日間では最も質問が多かった講演ではなかったかと思います。
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