Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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小惑星探査機「はやぶさ」の用意周到な設計ぶりに度胆を抜かれました


打ち上がってしまったら、宇宙に出たら、地球からやれることは限られています。
だから、用意周到に設計しておく必要がある、と発言することは簡単ですが。
実際にやるのはとっても難しい。コスト制限、重量制限、容積制限・・・数多くの制約条件をくぐり抜けて設計しなければならないから。


そんな中、小惑星探査機「はやぶさ」の用意周到設計がこんなにものすごいものだったとは。驚愕です。


とりあえず知りたい方はこちらの動画がお薦め。うP主に大感謝!
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8858782
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.nicovideo.jp/watch/sm8858782
コピーは「こんなこともあろうかと!」。


テキストベースでの情報は松浦氏によるこちらがお薦め。どんどん遡れます。2003年の打ち上げまで。
http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2009/11/post-1cd1.html
http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/cat4895752/index.html
コピーは「これは電気回路にダイオードが一つが入っていないとできない。あらかじめそういう回路を組み上げ、搭載して打ち上げたということを注目してもらいたい」。ダイオード1個でイオンエンジンを救うとは・・・なんという超軽量超小型フェイルセーフ回路設計。唖然(よい意味です)。


はやぶさプロマネ川口淳一郎氏を「JAPAN ALL STARS(テレビ東京)」でぜひ取り上げて欲しい。
世界に誇れる日本人です。