ルネサス テクノロジとNECエレクトロニクスが統合に向けた話し合いを始めました。
「終わりの始まり」です。
日立製作所と三菱電機の半導体事業の大半が統合して誕生したのがルネサス テクノロジ。
そのルネサス テクノロジとNECの半導体事業会社が統合するとなると、
3社あった半導体ベンダーが実質、1社に減ることになります。
個人的にはルネサス テクノロジとNECエレクトロニクスの統合は必ず失敗すると思っています。理由は書きませんが、いくつかあります。
極論すると、これまでの2社は以下のような状況でした。
ルネサス テクノロジが誕生して何が変わったのか。ただ図体が大きくなっただけです。
NECエレクトロニクスが誕生して何が変わったのか。子会社上場の矛盾が噴出しただけです。
これまでずっと黙って見ていたのですが、この統合話には心の底からがっかりしました。
どこかにこれまでの分析を書かせてくれるとうれしいなあ。
でもすべて書いてしまうとルネサス絡みとNEC絡みの仕事がこなくなるかも。
それも困ります。でも書きたいなあ。ううう。