Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

スペクトラム・アナライザ入門



仕事用に購入した本です。正直言って失敗でした。
説明がけっこう抽象的で困りました。
全体は9章構成。それとAppendix。


第3章の基本原理は役に立ちました。
ただ問題は第4章〜第6章。
パネル解説、基本操作、測定の実際が
すべてアジレント・テクノロジーESA-Lシリーズを使用しており、
なおかつ説明が細かすぎるため、
ほかの機種へ応用しづらいのです。




ESA-Lシリーズを購入される方、ESA-Lのマニュアル代金がもったないと思われる方などには、とても有用だと断言します。2000円はとても安いです(マニュアルを購入することに比べると)。


でもねえ。ローデとか、アンリツとか、アジレントでも他機種があるし。
局所化しすぎかと思います。
テクトロニクスのリアルタイムスペクトラムアナライザにまったくふれていない(出版のタイミングから言って不可能)のもかなり厳しい。


でもほかに、スペクトラム・アナライザの教科書がないんですよ。
それが根本的な問題かも。