Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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国家安全保障を脅かした安倍首相の辞意

9月12日の夜以降、日本は実質的に首相不在の状態が続いています。
安全保障の観点からは、極めて危険な状態です。
有事の最高司令官である首相が入院しており、しかもどんな状態か正確には分からない。
少し気持ち悪くかつ、わずかに不安な毎日を過ごしています。


首相が突然死亡した場合は、官房長官が首相代理を務めることになっています(実際には組閣時に総理大臣臨時代理の順位1〜5を決める。慣例で官房長官が第1位となる。安倍内閣では与謝野官房長官が1位、高村防衛大臣が2位)。
しかし今回のような事態(突然の辞意→そのまま入院)を法律は想定していないので、首相代理をたてる根拠がありません。安倍さんが重篤ならば臨時総理を立てられるのですが、現在の病状だと重篤とは言えません。だからといって有事対応が今の安倍さんにとれるかというと、無理でしょう、としか思えません。
ですから仮に今、侵略されたら、日本はまともな有事対応が取れないんでは、という不安がつきまとったまま、日々を過ごしているというわけです。


自衛隊の現場ではさぞかし心配で、緊張しているのではないかと察します。
(一方で緊張していなかったら、一市民としては返って心配ですが(苦笑))
というわけで福田元官房長官で次期首相がほぼ決まった今、麻生さんには立候補を辞退して欲しいというのが正直な気持ちです。
無投票で一刻も早く次の首相を正式に任命し、安全保障上の空白を埋めて欲しい。
結果の分かりきった総裁選をやる時間が惜しいです。



・・・・まあ、杞憂かもしれませんが。これがもし韓国だったら本当に危ないです。


(9月18日追記)
昨晩、テレビのニュース番組をみていたとき、自民党総裁選をあえてやるのは総選挙対策だと気が付きました。福田×麻生で遊説を盛り上げ、ニュースでどんどん採り上げられることで、支持率の向上を狙うようにみえます。