Electronics Pick-up by Akira Fukuda

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憲法改正への地ならし

http://d.hatena.ne.jp/affiliate_with/20061125
上記エントリの続きです。

憲法改正そのものは予想はしていましたが、
参議院選挙でも訴求するという総理の年頭記者会見には少し驚きました。
http://www.kantei.go.jp/jp/abespeech/2007/01/04kaiken.html
デリケートな問題なので、あまり触れないかと思っていたので。
でもこの会見記録を読みますと、本気で「任期中に憲法を改正する」つもりであることが分かります。
国民投票法案を今年の通常国会に提出し、成立させるつもりであることはすでに明らかになっています。世論調査などから「明言した方が良い」との判断が働いたのでしょう。


参議院選挙で与党が過半数をとり、民主党と合意すれば改正に必要な3分の2の賛成を得られます。選挙の論点とすることで、「国民に明示された形での憲法改正手続き」にすることだと推察します。
憲法9条だけでなく、首相公選制、道州制など憲法改正に関連してはいろいろな変化が考えられます。政府・与党の狙いがどこにあるのかを見定めていきたいですね。