Electronics Pick-up by Akira Fukuda

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EDNJapan 2006年10月号「別冊」の不思議な旅


10月1日にEDNJapan 2006年10月号が到着しました。
この号には80頁ほどの別冊「マイコン/DSPディレクトリ」が添付されています。
内容を少し拝見する限り、米国EDN誌の翻訳記事です。日本の編集部はそれほど手を入れていないようです。例えばPhilips SemiconductorがNXPになる件とか、StarCoreが消滅する件とかがふれられていません。校正段階で注釈くらいは入れられたはずです。


ディレクトリそのものは大迫力です。表組みの嵐です。ただ米国EDN誌の表よりも品種数は少し減っています。詳細はウエブ・サイトにあるということで、EDNJapan を閲覧しました。しかし。




EDNJapanのトップページには、ディレクトリへの入口が見当たりません。仕方がないので、別冊に書いてあるURLを直接打ち込みました。
http://www.ednjapan.com/MCUdirectory/
すると検索画面が出てきます。検索すると簡単な表と詳細ボタンが出てきます。
詳細画面は英日混合というなかなか読みづらいデザインで脱力します。


続いてDSPを検索してみます。しかし。
DSPの検索ができません。というか、正確に表現すると、DSPディレクトリが見当たらない(苦笑)。


まだ不思議なことがあります。別冊を裏返すと「定価1500円」とありました。
直訳本(米国版EDNのディレクトリはウエブ・サイトから無料で閲覧可能)を有償で販売する気なのか・・・。



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