Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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台湾出張2006そのさん


台湾国内出張はなかなか興味深いものでした。
台湾の国内線航空を使うの初めてでしたので。

台北は国際空港である中正空港と国内空港である松山空港に分かれています。
東京の成田空港と羽田空港の関係と同じです。


台北空港(松山空港)は、羽田ほど大きくはありません。小松空港あるいは千歳空港くらいの規模でしょうか。伊丹空港よりは少し小さめかと。建物は新しくありません。
ここは国内線専用空港なのですが、日本語のアナウンスがありました。出発アナウンスと到着アナウンスの両方とも、日本語アナウンスがあります。待合室には日本語の会話がちらほら。いずれもビジネス客です。会話がエレクトロニクス企業っぽい(製造装置ベンダーか?)ので思わず耳がダンボ状態に(←オイ。


日本語アナウンスは台北だからだと思っていたら、行き先の台南空港でも日本語のアナウンスがありました。台南空港はまさに地方空港でした。着陸して駐機したら、乗客はタラップを降りてバスに乗ってターミナルに到着というのが標準仕様です。小ぶりのターミナルには食堂がありません。カフェが一つあるだけです。しかも航空会社のカウンターでは日本語が通じました。さらに驚きです。


さて注意しなければいけないのが、まず、国内線の搭乗にはパスポートが必携であること。台湾在住者はみな、身分証明書を所持しており、航空券の購入に身分証明書番号が必要です。海外からの渡航者はパスポートの番号がその代わりとなります。搭乗時にもゲートでパスポートをチェックされました。


それから、松山空港、中正空港、台南空港のいずれもが空港内撮影禁止(厳禁)であること。なぜかというと、すべて軍民共用空港だからです。台南空港を出発するときに、そのことを実感しました。駐機場から滑走路へと進んでいくときに、軍事用のいろいろなモノが見えてきたからです。例えば戦闘機。カムフラージュされた格納庫に待機状態で収まっているのが丸見えです。スクランブルがかかるとすぐ飛び出せるようになっていることが、素人目にも分かります。詳しい点は自主規制します。台湾の西岸が最前線であることを実感しました。


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