三洋電機が急速に調子を悪くしている。2005年度は1400億円の赤字見通しである。
実は業績悪化の理由が良く分からない。つい最近まであんなに調子良かったように見えたのに。
・・・などと思っていたら日経ビジネスの11月21日号が「電機特集」で三洋電機が取り上げられていたので購入。特集記事を全部読んだ。
もちろん、業績悪化の理由はいくつか書いてあった。・・・でもまだ良く分からない。
日経ビジネスが指摘するように、井植家による会社の私物化がじわじわと効いてきたのか・・・。井植敏雄氏を守るために近藤氏や桑野氏が引責辞任したツケなのか。誰か教えてくれないかなあ。
現在の三洋電機に関して根本的に気にくわないのは、中間決算発表後のこの段階でも井植敏会長が代表権を手放さないことである。自分が社員だったら、ヤル気マイナス100％かな。野中ともよ氏も、近藤氏らと同じにいざってときの引責辞任役みたいに見えるし。三洋電機は社員に尊敬する方が少なくないだけに、心配です。
