Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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コラム「デバイス通信」を更新。「3次元積層モジュール「SoIC」の高性能化を支援する高放熱技術」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。
シリーズ「TSMCが開発してきた最先端パッケージング技術」の第13回となります。

eetimes.itmedia.co.jp

シリコンダイの3次元積層によって消費電力密度、つまり発熱密度が上昇します。
積層枚数が増えると、発熱密度がさらに上がることになります。

この対策としてシリコンダイを冷却水によって直接(あるいはほぼ直接)に放熱させる技術をTSMCは開発しています。
シリコンダイに溝を切って冷却水を流すというものです。
注目すべきは溝加工にダイシングソーを使っているということ。エッチングではありません。

調べたらレーザーダイオードパワーデバイスの放熱ですでに使われているようです。

お手すきのときにでも、記事を眺めていただければうれしいです。


コラム「セミコン業界最前線」を久々に更新。「TSMC「狂騒曲」第2楽章」

PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を久々に更新しました。
前回が11月16日なので、ほぼ5週間ぶりです。遅れてすみません。

pc.watch.impress.co.jp

TSMCが日本に建設する工場(前工程ライン)の概要が公表されました。その内容をレポートしております。

前回の続きに相当します。
前回の記事
pc.watch.impress.co.jp
対応するブログ
affiliate-with.hatenablog.com


TSMCソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)の合弁企業が日本工場となります。
この合弁工場には、設備投資額70億米ドルの半分を日本政府が助成します。
そのための補正予算が12月20日に成立しました。

詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。


コラム「デバイス通信」を更新。「3次元集積化技術「SoIC」の開発ロードマップ」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。
シリーズ「TSMCが開発してきた最先端パッケージング技術」の第12回となります。


eetimes.itmedia.co.jp


シリコンダイを積層する3次元集積化技術「SoIC(System on Integrated Chips)」の開発ロードマップです。
始めは技術ノード(N5など)の微細化スケジュールとなります。CoWが先行しています。

2枚目はシリコンダイ接続ピッチの微細化による、体積当たりの接続数(接続密度)の増加ロードマップです。
15年で100倍というハイペースで密度が上がっていきます。

詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。

コラム「デバイス通信」を更新。「シリコンダイを積層する3次元集積化技術「SoIC」」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。
シリーズ「TSMCが開発してきた最先端パッケージング技術」の第11回となります。

eetimes.itmedia.co.jp


シリコンダイを積層する3次元集積化技術「SoIC(System on Integrated Chips)」がテーマです。
TSMCがこれまで開発してきた先進パッケージング技術では、シリコンダイを横に並べていました。
横に並べたシリコンダイの間を中間基板(インターポーザ)の微細配線で高密度接続していました。

SoICではシリコンダイを縦に重ねていくことで、横置きよりも高い接続密度と広い帯域を狙います。

詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。